こだわりの建具・指物を　豊橋市松井建具店

  

　みなさんご無沙汰です。

　現在、とにかく忙しくて忙しくて大変なんですよ。

　でも、今日は、しつらい　シリーズから『花台』の紹介しますね。

飾る品物への思いやり

その絶妙なバランスが整った時、

さて、次回はいつ更新できるかな～？  

　みなさ～ん、今日は運の良い建具の紹介です。

　運の良い建具ツキが付いてる建具月が付いてる建具

　この建具は、静岡県焼津市のＯ様邸に納品した作品で、ホールと
リビング堺に取り付けたました。

　『建具にも、こう云う世界があるんだねぇ～』って
大変喜んでいただきました。

＜組子部分拡大＞


＜その対面の建具、『葛布の襖』裾に組子をあしらいました。（ホール側）＞

＜組子部分拡大＞

＜裏側（和室側）＞

　気が付いていただけたでしょうか？

　組子部分に、ホール側と和室側で障子紙が貼り分けしてあります。
なぜかって、それは、夜になると透過光による障子越しの組子の
シルエットがホール側に浮かびあがるからです。

　またそれが格別なんですよ。

＜下駄箱の折れ戸＞

＜網代（アジロ）部分拡大（二枚飛び網代）＞　　　
　薄く削った杉板を編込みました。

　

目潰し籠目（メツブシカゴメ）部分拡大

　黒い組子は『神代杉』です。

　いかがでしたか

　では、また次回


  

　みなさ～ん、おはようございま～す。
　
　今日は、指物で飾り棚（屋久杉）の紹介です。

　
　日本には、四季や行事、また、お招きするお客様によって模様替えをする
文化があります。

　それが、しつらいで、実にスリリングで面白くおもてなしの
気持ちが伝わる慣わしです。

　そんな、しつらいのお手伝いをするのが指物です。
　
　忙しく時間だけが過ぎ去る中で、貴方があなたの為に
しつらいの心を大切にして、ゆたかなときを愉しみませんか。





















李朝白磁貼花紋小瓶



  

　みなさん今日で三連休おしまい。

　お父さんお母さん、お疲れ様でした。

　私は、今日も仕事でした。

　さ～て、今日は建具をアップします。


　この建具は、豊川市御津町のＩ様に納品した建具です。

　実はこの建具、旦那様と奥さま専用のおトイレの中窓です。

　　 私：『ここの建具、遊んでいいですか？』って奥さまに、
奥さま：『いいですよ～』って
　　 私：『奥さま、好きなお花は』
奥さま：『百合』です。名前も『百合子』なんですよ。って
　　 私：『わかりました、後日絵を持って参ります。』

　近藤木彫さんの近藤文庫から、アールヌーボーの本借りて考えました。

　百合の花を、透かしと実像にして建具の中に咲かせてみようと思いました。



　この仕事は近藤木彫さんです。

　私はＣＡＤで絵をかいて、『百合』を原寸大にプリントアウトして杉板と一緒に近藤さんにお願いし、出来た杉板を建具に組み込んで取り付けしました。

　　 私：真ん中の百合は、奥さまのイメージで『ササユリ』にしました。
奥さま：嬉しーい、私、百合の中でも『ササユリ』が一番好きなの、
　　 私：　（ラッキー！！）それは、なによりでした。

　この建具、近藤木彫さん　と私の合作です。

近藤木彫店
http://www.tees.ne.jp/~kibori/naoto/index.htm

※このブログに於ける画像等の無断転載を禁じます。

  

　みなさん、三連休はいかがですか？
こだわりの建具・指物　豊橋市松井建具店
　私は、今日仕事してました。
建具松井建具店
　以前、アップしたまな板が好評で、在庫が無くなったので10個ほど作ろうと思いまして、
ＣＡＤ職人
　さて、今日は、家具をアップします。

　こんな調子で、建具・指物をアップしてると、ネタ切れになっちゃう！！と思うんだけどね～、まっ、いいかって、

　

　この家具は、愛知県日進市のＳ様へ納品させていただいた『センターテーブル』です。

　このテーブル奥さまのご希望でした。

　奥さまは外国の方で、当初輸入されるおつもりのようでした。
『輸入するなら松井さんに作ってもらえば』ってご主人、



　ご希望の寸法で図面（寸法は尺）をひき、材料（ケヤキ）を吟味して
塗装も、こうでなくっちゃって（トモ塗装さん）アンティーク調にしてみました。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　塗装前


　ちなみに、寸法は　幅1200㎜・奥行650㎜・高さ580㎜です。　
結構、デカイです。

※このブログに於ける画像等の無断転載を禁じます。

  

　今日は、指物です。
　私のプロフィールの上に貼ってある『あんどん』の紹介です。


　このあんどんに見える風景は、

　『秋の穏やかな満月の夜』です。

　＜ススキ部分拡大＞
　
　なめらかに組子を曲げ、ススキの『しなやかさ』を表現しました。

　

　＜夜空と月の輪郭部分拡大＞



　このあんどんは、灯りをＯＮすると、障子紙の内側に貼ってある組子のシルエットが浮かび上がります。

　この『シルエット』、組子の幅・角度、電球の位置によって生まれた『影のグラデーション』が作りだしたものです。

　
　貴方も、『秋の夜長』を愉しみましょう

※このブログに於ける画像等の無断転載を禁じます。

  

　今日は、名古屋市中区新栄一丁目 北陸の味『延楽』さんの改修工事時の建具の続きです。

　


　こちらは、個室の建具です。




　デザインは、扇面です、扇面すなわち、末広、
縁起物ですよね、
　さらに、富山湾・漁業・網・・・、よ～く見てください、
扇面の中に放射線状に配した線の意味するのもは、『魚網』です。
　更に、よ～く見てください、線の一本一本が、元にゆくにしたがって、段々細くしてあります。
なぜなら、こうしないと元がすっきりしないし、末広にならないからです（縁起物ですから）。勝手な『こだわり』ですがねえ～。


　これは、広間の照明器具です。



　この、デザインの主眼は、温泉のお湯に写り込む『月』です。

　ゆらめくお湯に、月が写り込み『月」が重なって見える様子を表現しました。

　どうでしたか、名古屋市中区新栄一丁目 北陸の味『延楽』さんの改修建具工事、

　皆様も、名古屋にお出掛けの際は是非『延楽』にお立ちよりください。
　もちろん、お料理は絶品です。

※このブログに於ける画像等の無断転載を禁じます。

  

今日は、先回のまな板を拡大表示してみます。

　001　わりとシンプル、


　002　両端をアールに、


　003　大きなハンドルを付け、まな板スタンドから取り出しやすくしました。


　004　作者的には、これが一番のお気に入り

　　
　まな板スタンド　水切りがしっかりできます。



　見えない所にもひと工夫してあります。


　
　これからもっと、このシリーズ作って行こうかって思ってます。

※このブログに於ける画像等の無断転載を禁じます。